陰陽寮
七世紀と八世紀に、陰陽道(おんみょうどう)を政府(せいふ)に持ち込みました。宮廷(きゅうてい)は「陰陽寮」(おんみょうりょう)を作りました。律令(りつりょう)時代に陰陽師(おんみょうじ)は占い(うらない)を実践(じっせん)している公務員(こうむいん)でした。
法律(ほうりつによって、僧(そう)は占星術(せんせいじゅつ)と占い(うらない)を実践(じっせん)することを禁止(きんし)しました。陰陽師(おんみょうじ)はその分野(ぶんや)を支配(しはい)しました。天皇(てんのう)と貴族(きぞく)の生活の中に強い影響(えいきょう)あたえました。祈祷(きとう)のたよりがふえしました。
式神
安倍晴明と式神
陰陽師(おんみょうじ)は心霊(しんれい)を呼んで抑制(よくせい)できました。式神(しきがみ)は陰陽師(おんみょうじ)に仕える心霊(しんれい)でした。動物や鳥や紙を憑依(ひょうい)しました。時々「形代」(かたしろ)という紙の人形(にんぎょう)であらわれました。上手な陰陽師(おんみょうじ)の式神(しきがみ)は人を憑依(ひょうい)できました。不注意(ふちゅうい)な陰陽師(おんみょうじ)の式神(しきがみ)はおさえがたくなって、復讐(ふくしゅうのために陰陽師(おんみょうじ)を殺しました。普通式神(しきがみ)は危ない仕事をしました。例えば、スパイして、盗んで、敵(てき)を探し出しました。
安倍晴明(あべのせいめい)という有名な陰陽師(おんみょうじ)は十二式神(しきがみ)がありました。この式神(しきがみ)は中国の形而上学(けいじじょうがく)の「六壬神课」の「十二天將」と同じです。
十二式神
1。天一(てんいつ)
2。 腾蛇(とうだ)
3。 朱雀(すざく)
4。六合(りくごう)
5。勾陈(こうちん)
6。青龙(せいりゅう)
7。天后(てんこう)
8。太阴(たいいん)
9。玄武(げんぶ)
10。太常(たいじょう)
11。白虎(はくじゅう)
12。天空(てんくう)
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